このブログについて Pixiv ブックマーク@Buzzurl MAIL
~~または私は如何にして遠慮するのを止めてネコ型ロボットを愛するようになったか~~
--.--.-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【タグ】 
2007.05.21 Mon
5月19日土曜日は、横浜そごう美術館開催の「藤城清治 光と影の世界展」に行ってきました。


この日はちょうど藤城清治氏ご本人が来場されていて、売店で書籍等を購入した人を対象としたサイン会が会場前で行われていました。
私ははなれた所から眺めていただけですが、オーラを感じましたねぇ。


藤城清治氏といえば‥恥ずかしながら私は今回はじめてちゃんとお名前を把握したのですが(汗)、小学生の時の芸術鑑賞の行事で「銀河鉄道の夜」の影絵芝居を見にいったことを覚えています。
子供時代になんらかの形(劇、絵本等)で氏の絵に触れた事のある方は多いはずですから、藤城清治という名を知らなくても、実際の絵を見ればおそらくはほとんどの日本人が「あぁこの絵か!」と思う事でしょう。


会場では氏の若かりし頃の油彩画から、近年までの美しい影絵作品の数多くを見ることができます。今年に入ってから制作された作品もあります。

御年80歳を越えてもなお衰えない、作品に対するモチベーションと体力には本当に頭が下がる思いがします。
いくつになっても美しい世界を貪欲に追い求めようという、その姿勢は見習いたいものです。

氏が実際に作業している様子を写した映像があったのですが、なんてことないカミソリと、そこらの文具店に売ってそうなスティックのりで、あれだけ繊細かつ複雑な、色と影の織り成す世界を作り上げてしまうのですから、まさにマジックですね。
この映像を映し出していた空間では、その場にいた人のほとんどが映像に見入っていたのが印象的でした。


会場内には、いくつかの作品の両サイドに鏡を配置して、合わせ鏡の効果を使って絵の世界がずーーーっと無限に続いているかのように見せる演出がなされていたんですが(説明難しいな)、これがあっ!と息を呑むような美しさなんですよ。
あの「息呑む感」を文で表すのはなかなか難しいんですが、こう、幻想的な、江戸川乱歩的な‥
よく、合わせ鏡には魔物を呼び寄せる力があるなんていいますけど、あの空間には絶対いると思いましたね、人間の心を持ってっちゃう魔物が。
藤城氏の作品には「小人」が欠かせないモチーフだそうなので、その魔物は小人の姿をしているのかも。


そごう美術館での開催は5月26日までです。

【タグ】 
管理者にだけ表示を許可する

トラックバックURL
→ http://drstrawberrylove.blog21.fc2.com/tb.php/202-7dfce383
Template by まるぼろらいと
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。