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~~または私は如何にして遠慮するのを止めてネコ型ロボットを愛するようになったか~~
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2007.07.19 Thu
サトエリ主演『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』観ました。

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ


当初は「キサラギ」を観たかったけど時間に間に合わなくて、事前情報ほとんど知らなかったけど「なんとなく良さそう」ぐらいの感覚でこれを選んだのですが、当たり!いやーおもしろかった。すごかった。

人間のイヤな部分をこれでもかこれでもか、っと見せつけられて、超・鬱屈とした気分にさせられつつも、トホホすぎる状況の中にどこかに可笑しみもあって、何故だか見終わった後には痛快な気分が残るという。
そんな感じの濃ぃぃ約2時間でした。
人間関係の「ズレ」の描き方も巧みだし、役者陣の演技力も絶品。

「ヌルくてもいいから、安心できるお話じゃないと見たくない」という人は見ないほうがいいです。逆に、強烈なパンチ喰らわせられるような映画に飢えてるぜ!な方は是非どうぞ(´~`)


*****

ストーリーは主に以下の4人を中心に動きます。

(1)過去の出来事の仕返しのつもりで妹を虐待しまくり、自分の思い通りにならない相手には逆ギレまくり、時には刃物さえ振りかざす(!)とんでもないジャイアニストな
(佐藤江梨子。日本人離れしたプロポーションと存在感の強さがハマリ役。)

(2)見てるだけでウンザリするほど根暗オーラ漂いまくり。しかしホラーマンガ描きには超天才的な才能を発揮する
(佐津川愛美。ちなみに投稿するマンガ雑誌はホラーM(ミステリー)で、マンガ作画は呪みちる氏です)

(3)口では「家族の絆を大事にしよう」と言いながら、過去の負い目が原因で強く出ることができない、一番上の兄
(永瀬正敏)

(4)愛情を知らずに育ったせいで、いろいろとピントがずれている兄嫁
(永作博美。気持ち悪いくらいに旨すぎる。この役の女性の実在感を感じさせるほどに旨いです。)


どう考えてもメインキャラ全員が全員、人間として少々問題ある感じで、こんな家族構成で明るく平和な日常が送れるわけが、まず、ない。

こんな陰鬱なお話のどこがどうなって痛快になるのかというと、最初から最後までじっくりと味わって見ないことにはそれはわからないでしょう。
あまり先入観をもたないで観始める方がよいかも。(←遅いよ)


ラスト、余韻を残す終わり方をしているのですけども、あの姉妹はあの後いったい全体どうなるのかしら。妹の方は成功するといいなぁ。ていうか成功してくんなきゃいやだなぁ。


もう一回くらい劇場かDVDで観たいかも。または原作を読んでみたいです。

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫 も 48-1)
本谷 有希子
講談社 (2007/05/15)
売り上げランキング: 5101
おすすめ度の平均: 4.0
4 強烈な姉、酷な妹☆
3 舞台演劇のようなテンションの高さ
5 素晴らしい才能から生まれた素晴らしい作品



*****

昨年度の一年間は、仕事が忙しかったたこともありほとんど映画を観てませんでした。
昔、半分学生半ニートみたいな生活してた時期があって、その頃はとにかく時間はあったんで、これ!と思った映画をとにかく手当たり次第に劇場に観に行ってました。多いときで月4~5本ぐらい観てたかな。
半ニートは2度と勘弁だけど、今また時間にゆとりができたんで、今のうちにまたいろいろ観に行くようにしたいです。やっぱり映画っていいわー。
ジャンルにとらわれずに、良さそうかも?と思ったら観に行くっていう行き方が好きです。


【タグ】  映画  
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